オープンエデュケーションと未来の学び

本講座は終了いたしました。クリエイティブ・コモンズライセンスの下で教材を公開中です。

目的: この講座では、インターネット上で広く教育機会を提供する活動「オープンエデュケーション」の現状について学ぶ。また、オープンエデュケーションが実現する未来の教育と学びの姿を思い描き創造することで、オープンエデュケーションの可能性と課題について深く理解する。

2-5.理解度クイズ

(3 点 満点)

1.MOOCの批判について述べた次の文の中から最も適切なものを一つ選んで下さい。

  • ① サンノゼ州立大学の哲学科の教員は、ハーバード大によるMOOCを活用することに対して、授業の進め方が違うので使いにくいとの理由から反対した。
  • ② MOOCの動きが発展していくにつれて、中堅大学などのMOOCを「作る」大学とトップ大学などのMOOCを「使う」大学に分かれてきている。
  • ③ MOOCに対する批判として、必ずしも無料ではないことや、ドロップアウトする受講者の割合が高いことなどの主張がある。

正解は3です。1について、サンノゼ州立大学の教員がハーバード大学によるMOOC活用を反対したのは、「大学の自由」を奪うという理由からでした。また、2について、トップ大学などのMOOCを「作る」大学と中堅大学などのMOOCを「使う」大学に分かれてきていると言えます。

2.MOOCのアドバンテージに関する以下の文(ア)(イ)の正誤の組み合わせとして最も適切なものを一つ選んでください。 ア)いくつかのMOOCは優秀な受講者を企業に斡旋することなどのビジネスモデルを作り、持続性を高めようとしている。 イ)MOOCは大学のみならずYahooなどの企業にも活用されてきており、企業のニーズに基づいたMOOC講座を作る取り組みもある。

  • ① ア)正 イ)正
  • ② ア)正 イ)誤
  • ③ ア)誤 イ)正
  • ④ ア)誤 イ)誤

正解は1です。詳細は講義ビデオならびに配布スライドを参照してください。