オープンエデュケーションと未来の学び

本講座は終了いたしました。クリエイティブ・コモンズライセンスの下で教材を公開中です。

目的: この講座では、インターネット上で広く教育機会を提供する活動「オープンエデュケーション」の現状について学ぶ。また、オープンエデュケーションが実現する未来の教育と学びの姿を思い描き創造することで、オープンエデュケーションの可能性と課題について深く理解する。

3-5.理解度クイズ

(3 点 満点)

1.オープンエデュケーションの活動が抱える課題と学習コミュニティの持続可能性について説明した次の文のうち、最も適切なものを一つ選んでください。

  • ① オープンエデュケーションの活動資金の確保については寄付財団等の支援があるが、今後の持続性を考えれば、まず教材を有料にすることを考えなくてはならない。
  • ② 学習コミュニティでの「学び」が社会で評価されるかどうかの問題は、オープン・バッジの取り組みが世界的に一般化した現在では解決されたと言える。
  • ③ MOOCの教育効果に関して、10%程度の低い修了率は今後解決すべき大きな問題だと言える。

正解は3です。1について、オープンエデュケーションの活動の根本要素である教材の無料公開を変更するとは考えにくく、むしろ寄付財団や政府に引き続きオープンエデュケーションの社会的価値を示していくのが現実的だと言えます。また、2について、オープン・バッジが社会で認知されるかどうかはこれからの課題だと言えます。

2.MOOCの課題について説明した次の(ア)(イ)の文の正誤の組み合わせとして最も適切なものを選んでください。 ア)MOOCの収益モデルとしては色々なものが挙げられるが、未だビジネスモデルの確立には至っていない。 イ)MOOCの学習者に対して動機付けを促すために、Udacityは受講者に他の受講者とチームを組んで講義を受けさせる取り組みを行ったことがある。

  • ① ア)正 イ)正
  • ② ア)正 イ)誤
  • ③ ア)誤 イ)正
  • ④ ア)誤 イ)誤

正解は1です。詳細は講義ビデオならびに配布スライドを参照してください。