オープンエデュケーションと未来の学び

本講座は終了いたしました。クリエイティブ・コモンズライセンスの下で教材を公開中です。

目的: この講座では、インターネット上で広く教育機会を提供する活動「オープンエデュケーション」の現状について学ぶ。また、オープンエデュケーションが実現する未来の教育と学びの姿を思い描き創造することで、オープンエデュケーションの可能性と課題について深く理解する。

4-4.理解度クイズ

(2.5 点 満点)

1.MOOCが現代の人材育成や知識活動に及ぼす影響に関して述べた次の文の中で最も適切なものを一つ選んで下さい。

  • ① オープンエデュケーションは大学教育のオープン化を目指した活動であるため、社会人の「学び直し」など生涯学習の発展には役立たず、オープンエデュケーションは生涯学習との相性が悪いと言える。
  • ② 知識体系が確立されていない分野をcMOOCで学ぶことで、受講者は他の受講者とともに協同的に知識を生み出していくことができる。
  • ③ 相互編集が頻繁になされ、情報を更新していく必要がある現代の「知」の特徴を踏まえれば、xMOOCの方がcMOOCより適していると言える。

正解は2です。1について、生涯学習が重要性を増す現代社会においてMOOCは「学び直し」を行う機会となりうるため、生涯学習との相性は良いと言えます。また3について、現代の「知」の特徴を踏まえれば、協同的な知識構築を目指すcMOOCの方がxMOOCより適していると言えるでしょう。

2.オープンエデュケーションの我が国における可能性に関して述べた次の(ア)(イ)の文の正誤の組合せとして最も適切なものを選んで下さい。 ア)日本におけるオープンエデュケーションの活動のほとんどが大学自前の資金で行われている。 イ)日本における様々な課題を考慮すれば、まだまだオープンエデュケーションは発展しにくいと言えるが、社会におけるデジタル化やオープン化が否応無しに進む中で、時間が経つにつれて日本でもオープンエデュケーションが発展していくことが見込まれる。

  • ① ア)正 イ)正
  • ② ア)正 イ)誤
  • ③ ア)誤 イ)正
  • ④ ア)誤 イ)誤

正解は1です。詳細は講義ビデオならびに配布スライドを参照してください。