オープンエデュケーションと未来の学び

本講座は終了いたしました。クリエイティブ・コモンズライセンスの下で教材を公開中です。

目的: この講座では、インターネット上で広く教育機会を提供する活動「オープンエデュケーション」の現状について学ぶ。また、オープンエデュケーションが実現する未来の教育と学びの姿を思い描き創造することで、オープンエデュケーションの可能性と課題について深く理解する。

1-6.理解度クイズ

(2.5 点 満点)

1. オープン教材を使った学習コミュニティについて述べた文(ア)(イ)の正誤の組合せとして最も適切なものを選んで下さい。 ア)オープン・バッジのような仕組みによって、学習者が自らの学びの履歴や学習経験を証明することできる。 イ)オープン・バッジの仕組みは大学や非営利団体に採用されているが、学習履歴表示の方法として斬新であるため、学生の学習意欲は総じて低下する。

  • ① ア)正 イ)正
  • ② ア)正 イ)誤
  • ③ ア)誤 イ)正
  • ④ ア)誤 イ)誤

正解は2です。イ)について、オープン・バッジの交付は学習成果を「見える化」することにつながること、またバッジで裏付けられた知識や技能を雇用主が認めて採用する可能性があることなどから、学習者の学習意欲を高めることが期待されています。

2.オープン・バッジについて述べた次の文から適切でないものを一つ選んで下さい。

  • ① 米国スミソニアン財団がインターンの受入条件として採用している。
  • ② Mozilla財団のみがバッジの発行を行うことが出来る。
  • ③ バッジによって、学習経験が可視化される。

オープン・バッジの交付は誰でも行うことができます。Mozilla財団は、「Mozilla Open Badge」というオープン・バッジを発行するプラットフォーム(仕組み)を提供しているだけで、例えばどこかの企業や団体がMozilla Open Badgeの仕組みを使って、その企業や団体が発行することができます。