「クリエイティブな学びをみんなで学ぶ」はインターネット上で無料で利用できるサービスと、 一部開発したツールを利用して運営されました。

ここでは利用したサービスを紹介します。

システム構成

LMS(学習支援システム)

  • Canvas

    CanvasはInstructure社が開発したオープン・ソースのLMSです。 CanvasはLMSとして必要な機能はすべてそろっていて、インターフェースもわかりやすく、 外部システムとの連携も充実しています。

    今回は3ヶ月間の運用になるため、システム運用リスクを減らすために、デモ版のCanvasを利用しました。 デモ版といってもCanvasの機能はすべて利用可能です。 今回はInstructure社に問いあわせて日本語のMOOCに利用することをが可能なことを確認した上でコースを構築しました。

映像

  • Ustream

    Ustreamは映像中継用のサービスです。

  • Google Hangout on Air

    Google Hangoutは10ヶ所までの拠点を結んだオンライン・カンファレンスが可能です。 終了後にはYouTubeに即アップロードが可能です。

  • YouTube

    YouTubeを説明する必要はないでしょう。

募集、コミュニケーション

LCLJは実験的要素が強いので、FacebookとTwitterのみで募集をおこない、 ユーザーとのコミュニケーションもこれらでおこないました。 人的資源がない場合は、FBかTwitterかどちらかにしぼった方がよかったかもしれません。

  • Facebook

    Facebook Pageを用いるメリットは、どれほどの人にリーチしたかを分析することができることです。

  • Twitter

レポート共有

  • Google Drive

    提出されたレポートは、氏名などを削除した上で、Google Driveにアップロードしました。

インタラクティブ・ツール

ユニット2、ユニット3で使用したインタラクティブ・ツールはLCLJのために開発しました。

  • メタメタメモ

    メタメタメモは、資料をみながら、チャットをおこない、コンテンツをつくる流れを実現しています。

    共同コンテンツ編集は、TitanPadを使用しました。

  • 対話ワークショップ

    対話ワークショップでは、参加者が2人ずつに分かれてチャットをおこないます。 リアルタイムに対話が可能なよう、フロントはHTMLとJavascript、バックエンドにはFirebaseを用いました。 昨年6月はFirebaseはベータ期間で無料で利用することができました。

ユーザー分析

  • Google Analytics

    参加者募集のページなどにGoogle Analyticsのコードを埋め込みました。 今回はデモ版Canvasを利用したこともあり、分析は限定的なものに留まりました。

  • Canvas

    CanvasにもAnalytics機能があります。LMS上のアクティビティが多い場合は有効でしょう。

  • YouTube

    YouTubeにも視聴の分析機能があります。